転職活動をしてみて思うこと
こんにちは、かずなごです。
私は正社員として15年近く勤めた会社を辞め、ずっとやりたかった貿易関係の仕事をするため、まったくの未経験の分野に転職しました。今は派遣社員として、ずっとやりたかった仕事に就くことができています。
頭の固い私ですから、最初は働くなら正社員!と決めこんで転職活動をしていたのですが、「30代後半、未経験。(一応通関士の資格を持っています。)」では、どこも雇ってくれるところは無く、本当に苦戦しました。
今日は転職活動を通じて感じたことを書こうと思います。
派遣社員としての働き方
色々な方にアドバイス頂いて、派遣社員として働くことも候補として入れてみた所、間口がドドドッと広がり、あれよあれよという間に派遣社員として働く機会を頂けました。
もし、貿易業界を目指されている方で、仕事探しに苦戦されているという方がいらっしゃったら、派遣から攻めて正社員を目指すという選択肢もアリなんじゃないかと思います。
自分が派遣社員として働いてみると、周りに派遣社員として働いている方々とお会いする機会が増えてきます。(今の会社は数社の派遣会社から、大勢の人が働いておられます)
こんなにもフレキシブルに働かれている方がいるのだなと驚きました。自分が正社員しかいない会社に身を置いていると、それが当たり前になってしまいますが、違う環境に飛び出してみて、色々な働き方があっていいんだなと勉強になりました。
踏み出した1歩の大きさ
最初はずっと興味のあった業界に入れて、毎日が緊張と嬉しさで、「前の仕事もやりがいがあったけど、今の仕事をしている自分は好きだな」と感じました。
通関士の勉強したことが実務の場面でつながると、なんとも言えない感動があります。心の中で叫びます!「これ、習ったやつ~!」と。
もちろん、忙しくて休みが取りづらいだとか、マイナスの部分も知ることができました。プラスの面もマイナスの面も自分が実際にそこで働いて経験してみないとわからないことです。誰かのブログや情報なんかよりも、ずっと説得力がありました。
このブログを始めたのと同様、退職して転職活動をしようと決めるのにも、私にとっては大変な決意が必要でした。でも一歩踏み出してみて、本当によかったなと思います。
ゼロからのスタート
今は、また別の派遣先へ変更になり、同じく貿易事務として毎日頑張っています。
業務が慣れてくるにつれ、段々と欲張りになってくるもので、今まで長く勤めていた会社では、長く勤めていたからこそ、その分野の知識も増えたし、社内外共に人間関係も出来上がっていました。疑問点があれば、かずなごさんに聞こうと質問をしに来て下さったり、仕事の愚痴や雑談を話しにフラッと寄って下さる方がたくさんいました。。
転職すると、私は全くの未経験で、逆に私が分からないことばかりで先輩方に聞く立場になりました。最初は自分が頼られる存在でなくなったことが少し寂しかったですが、よくよく考えてみると、誰だって長く働けば、その分野の知識は増えるのは当たり前で、以前の私は別に「仕事ができる私」ではなく、思いあがっていたなと思います。
ですから、アラフォーになったってわからないことがあれば、聞くことは恥でもないし、私も少しずつでも経験を積んでいけば、時間はかかるかもしれませんが、知識を誰かに教えることができるんだなと、考えを改めました。
また通関士の勉強のことや、私のパートナーが考える転職についてもお話したいと思います。
ではでは。