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こんにちは、かずなごです。
先日、京都にあるTAKAMIへ結婚式で着る着物の試着に行ってきました。
神前式で行う予定でなので、和装なのはもう決まっていたことなのですが、白無垢か色打掛かを決められずにいて、相談がてら行ってきました。
1、白無垢編
白無垢と言っても、織りと刺繍があり、それぞれ違った良さがあります。以下のような違いです。
- 織り…表面がツルッとしている分、クールで厳かな印象。お値段も刺繍よりはお安くなっている。私が行ったショールームでは約10万〜20万の価格帯とのこと。
- 刺繍、立体感があり、温かみが感じられた。写真写りも良く、豪華に見える。ただ、織りより重い。値段も織りよりお高い設定。私が行ったショールームでは、約30万円の価格帯とのこと。
また、柄もどれも素晴らしいものが沢山あります。
鶴は長寿として良く知られていますが、生涯つがいとして生きる動物とのことで、結婚をお祝いするにもって来いの動物です。その他にも籠や桜など様々な花の柄があり、どれも美しくて素晴らしくて、ほんの短い時間ですが、日本の芸術を堪能しました。
私は最初、鶴なんて古臭くて嫌だ。と思っていたのですが、彼からの”鶴の柄が1番美しい”との鶴の一言があり笑、いざ試着させてもらうと、なんとまぁ!厳かでそれでいてめちゃくちゃクールで格好良く…全然地味でもない。古臭ささの”ふ”の字もありませんでした。一気にぞぞぞぞ!と感激の嵐が全身に走りました。
白無垢の候補は、鶴オンリーの柄で織りのものに決まりました!
写真では見づらいかもしれませんが、とても美しい鶴が織られています。
2、色打掛編
さて、次は本命の色打ち掛けです。すでに色地は赤とゴールド!と決めていて、豪華絢爛という雰囲気のものを探しました。
実は、成人式の時の振袖を祖母に買ってもらったのですが、その時の振袖が濃い青地にお花がちょこっと織られているだけのものを選んだんです。私はいつもシンプルが好きで、選んだ時はこれだ!!とすごく気に入ってもちろん選んだのですが、いざ成人式に行ってみると、赤、黄色、ピンク、ゴールドとド派手な振袖の同級生たちがたくさんいて、寒色を選んだからか落ち着きすぎて見えましたし、なんだか自分が演歌歌手のようで地味に思えてきて少し残念な気持ちになったのが、いつまでも頭に残っていて、次何か着物を選ぶ際には、豪華絢爛がテーマで行こう!と決めていました笑
先へブログ進める前に、一言ここで伝えておかなければ!! おばあちゃん!買ってくれた着物に文句言ってごめんなさい!!買ってくれてありがとう!
そんな反省?から今回はステキな1着を見つけたのですが、やっぱりお値段もさすが!と言わざるを得ないお値段でした笑 私が見たもので、価格帯は40万~50万円の間くらいでした。
店内には紫、黄色、緑とたくさんのベースカラーの着物が置いてあり、どれもこれも目移りしてしまいます。
一つ、神前式に向けてインスタやらなんやらで調べていて気付いた疑問がありまして、
です。
花嫁行列と言えば白無垢?いろんな写真を見ていても、色打掛で花嫁行列をしている人の写真が全然出てこないではないですか。色打掛って披露宴のみで着るものなの?? 披露宴を別の場所でと考えている私は色打掛は着ることができないのか??
その疑問について、挙式をあげる神社に確認したのですが、よく写真等でみかける神前式は白無垢の女性が多いですが、これは別に白無垢でないといけないというルールは無く、色打掛でもどちらでも自分が着たいと思うものを選んでも問題ないとのことでした。
もし私のようにどうなんやろと疑問に思われている方がおられたらご参考まで!
もしかしたらおじいちゃまおばあちゃまや、しきたりに詳しい方にとっては、そんなのおかしいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今2023年はどうやら花嫁さんが好きな選択をしてもいいそうです。
衣装選びに行く前は、白無垢は白一色やしつまらんやろうから色打掛の方に傾いていたのですが、いざ着てみると、白無垢がつまらんとか思って本当にごめんなさいという反省の気分で、白無垢の良さに気づき、白無垢の方にグググと傾いています。多分白無垢にするだろうな~今の感じだと。
日本の着物という伝統品に本当に魅了されて帰ってきました。どれもこれも素晴らしいものでした。着る機会は少ないですが、絶対になくなってほしくない、存続し続けるべき伝統品だなと思います。
上記で記載した価格帯はあくまでも参考値で、恐らくですが、提携している結婚式場等によってここからいくらかのディスカウントがあるものと推測されます。これから結婚式で着物を着られる予定のある方に、もしご予算や選択の参考になればいいなと思います。
素敵なものが見つかりますように!