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Career

価値観の変化

こんにちは、かずなごです。

今日は会社でコンプライアンスに関する講習を受けました。その際に言われていたのが、”他者を認める”ことが大事とのこと。

私達は仕事に対して求めるものや、自分にとって仕事とはどのような位置付けなのか、働くことに対して大事にしている価値観は、人それぞれありますよね。

自分の意見が言いやすい環境であること、他者と協力して仕事を進められること、反対に一人で黙々と進められること、等、みなさんそれぞれ違った考えがあると思います。

 

私の場合はどうだったか、考えてみました。

20代の頃

働きだして3年くらいした頃から、やっと右も左もわかるようになってきて、もっとバリバリ働きたくて、がむしゃらに色々学びたくて頑張っていました。当時の私が仕事に求めるものは、新しいことを学べることだったと思います。

残業組で仲良くなったり、普段話さない人とも話すきっかけができて、残業は悪いことだけど、終わった後に飲みに行ったりと楽しい部分もありました。

 

30代の頃

30代になって、部署異動してから仕事が面白くて面白くて、どんどん吸収したい思いでした。仕事に求めるものは相変わらず新しいことを学べることでしたが、それをどんどん深く深く掘り下げて知識を得たいと思っていました。
20代の頃と同じように、忙しい時には残業したりもしていました。ある日同僚に、「残業してると仕事できない人みたいに見えるよ。」と言われたんです。この言葉は衝撃でした!それまで私は残業している人は、仕事ができる人と勘違いしていたんです。なんならちょっと格好いいんじゃないかとか。(ごめんなさい、若かったんですーーー!)
その言葉を言われてから、自分が体調を崩して入院してしまったこともプラスして、仕事は自分の人生にとって大事だけれど、自分の体が何よりも大事であり、残業をいかにしないで仕事をするかに意識を置くようになりました。自分の健康を守ることも重視するようになりました。

2020年にはコロナが全世界で大問題となり、働き方を見直すきかっけにもなったんです。

 

40代を前にして

そして今は結婚もして家族を持つようになり、仕事も大事だけれど、私生活もそれ以上に大事にしたいと思うようになっています。

今の会社は忙しい時もありますが、一生懸命働けば定時きっかりに終わることができ、以降は大切な家族との時間に自分の時間を使うことができます。会社全体的に(もちろん残業代を削減したいからという意向もありますが)残業をしないようにするには、どうすればいいのかを考え、対策を立てながら仕事をしています。
最初の頃は、自分がなんだかぬるま湯につかっているような気がして、ずっとバリバリ働きたいと思って来たのに、こんなんでいいのかと不安に思ったこともあります。

 

今回受講したコンプライアンス講習の内容は、みんなそれぞれ違う仕事に対する価値観を持っていて、それはお互い尊重するものであり、違うのが当たり前であること。また、その価値観は、時期によって変化するのが当たり前であるとのことでした。

それを聞いて、ぬるま湯につかっているのではと心配になんてならなくてもいいんだ、今自分が大切にしたいのは家族なのだから。とスッと胸におちたのでした。

いつも私は「今までこう思っていたのだから、考えは常に一貫していないといけない。」「こうでなきゃいけない」だとか、「もっと頑張らなければ」と、体育会系出身が悪さをしているのか、一生懸命何かに取り組んでいないと悪いことだと感じてしまっていたのです。

 

それからというもの、こうやって客観的に自分の仕事に対する価値観を見てみると、時期によって変化がありそれもまた面白いなと感じることができています。私の場合、時期によって変化はあるものの、新しいことを学びたいという思いは、年を重ねても変わらない思いです。知的探求心が自分でも強い方だよなあと思ったりします。

これから、実際に40代を迎え、50代60代となった時にまたどういう風に変化していくのか楽しみです。

みなさんはいかがでしょうか。

それぞれの価値観を大切にしてくださいね!